こんにちは、はじめまして。
クラスター株式会社でソフトウェアエンジニアをしています、milioと申します。
先日私が所属しているSocial Teamで開催されたチームビルディングワークショップの共有をさせていただきます。
クラスターでは現在毎月入社者がいる状態にあり、新しいチームが組成されています。Social Team自体もメンバーの増加に伴い新しく組成されたチームとなります。
主にクラスターにおけるユーザー同士のコミュニケーションやクラスターとユーザーとの接点となる部分の機能開発を担当しており、EngineeringManagaerとEngineerで構成されるチームです。
そして、今回新しく組成されたタイミングで、メンバーの相互理解とチーム方針すり合わせをし、キックオフを行う目的として1日オフラインのワークショップを開催しました。
なお、今回のワークショップの開催に際し、ファシリテーターとしてKuebiko Designの高城栄一郎にご協力いただきました。
今回のワークショップの目的
- 目的:Social Teamとして目指す場所の認識を合わせる
- 目標:目指す場所へ実行に移すことができる旗を掲げ、行動方針ができている状態
具体的なアジェンダ
- チームのメンバーを知る(個人を知る、共通点、相違点を知る)
- 個人が感じるメタバースを取り巻く環境の兆しを共有
- 会社を取り巻く環境の未来のシナリオを考えてみる
- 理想の未来に向けて私たちの会社とチームは何をすべきか考える
- チームコンセプトの言語化、行動指針を描く
- 振り返り
チームのメンバーを知る
チームにはクラスターの初期から所属している方もいれば、新しいメンバーもいます。
普段リモートワークが主体というのもあり、改めてメンバーの個性を深く知るために個人のスキル紹介や人生で成し遂げたいことといった情報を共有し、その人の価値観や大切にしたいことを知ることでメンバー同士の理解を深めました。ちなみにアイスブレイクとして隣の人の似顔絵を目を瞑って描くことを実施したのですが、結構盛り上がりました。
個人が感じるメタバースを取り巻く環境の兆しの共有
- メタバースの可能性をどう感じるか?
- 社会のシグナルは何か?
- 生活者のシグナルは何か?
こちらは事前宿題として調査を行い、シグナルという「未来への変化の兆し」を収集し、後続の未来のシナリオを描くための材料として活用するため共有しました。
最初のメタバースの可能性をどう感じるか?というのは個人が思うメタバースに対する価値観に近いものですが、その思いを書き出してもらい見えている社会や生活者の兆しを書き出してもらいました。
会社の取り巻く環境のシナリオを考えてみる&理想の未来に向けて私たちの会社とチームは何をすべきかを考える
理想の未来のためを描くにあたっては、スペキュラティヴデザインの手法を用いてワークショップのメンバーの目線を未来に向け、可能性を模索しながら議論し進めていきました。近い将来、世の中がどのように変化しているか、理想的、慣性的、悲観的の3つのパターンについて例を出しながらイメージを深め、イラストを用いながら社会の変化とともに変わりゆく組織や仕事について自由にチームのことをディスカッションしながらチームの長期的な理想の状態を描きました。
チームコンセプトの言語化、行動指針を描く
シナリオプランニングから理想の未来への到達に向けて、自分たちのチームの旗印としてのコンセプトやそれを達成するためのhowとしての行動指針をワークショップの時間を通じてディスカッションしたクラスターのサービスについてや自分達の役割・らしさを材料に組み上げていきました。
振り返り
最後に1日を通しての振り返りを行いました。クラスターを利用するユーザーにとって理想の未来を考えて共通言語となるチームコンセプトを作ること、メンバーの個性・価値観を理解することの重要性や自分の信念・使命とチームコンセプトを繋げることなど学びや気付きについてまとめ、お互いのチームに共有していきました。
終わりに
この記事を読んで、開発に向き合うだけではなくクラスターの未来に思いを馳せながら開発をしてみたい! と思われたかたは、ぜひ以下のリンクから採用事例・採用情報をご覧いただければと思います。