こんにちは!1月にクラスターにジョインしたTAATです。
今回はExtended Tokyo - WWDC 2023というWWDCをもっと楽しむためのイベントに参加し、LTで登壇させていただきましたので、イベントの様子や発表した内容について紹介します。
- Extended Tokyo - WWDCとは?
- オフラインとオンラインのハイブリッド開催
- LT発表「メタバースプラットフォーム開発におけるSwiftUIの活用とTips」(資料あり)
- Keynoteライブビューイング
- おわりに
- 参考
Extended Tokyo - WWDCとは?
Extended Tokyo - WWDCは、Appleが毎年開催しているデベロッパー向けのカンファレンスであるWWDC (Worldwide Developers Conference)のメインセッション(Keynote)をもっと楽しむためのイベントです。
Keynoteは日本時間AM2:00に行われるため、夜中に起きて視聴することが多いですが、このイベントでは実際に集まってワイワイしながらKeynoteをライブビューイングしたり、iOSエンジニアどうしの交流も兼ねています。
オフラインとオンラインのハイブリッド開催
今回はヤフー紀尾井町オフィスにある<LODGE>のオフライン会場と、弊社が運営するメタバースプラットフォームであるclusterのオンライン会場のハイブリッド開催でした。時間帯が深夜なので、オフライン会場での参加が難しい場合もオンラインで参加することができます。
オフライン会場ではモニターにcluster会場の様子を映し出し、cluster会場にも発表スライドやオフライン会場の様子を映し出すことで、両会場での盛り上がりが伝わって、一体感のあるイベントでした!
※clusterでは画面共有や「エモート」という機能でアバターがリアクションすることもできます
LT発表「メタバースプラットフォーム開発におけるSwiftUIの活用とTips」(資料あり)
「メタバースプラットフォーム開発におけるSwiftUIの活用とTips」というテーマで発表させていただきました。メタバースプラットフォームというと、3Dやゲームエンジンのイメージがあるかと思いますが、実はclusterはiOSやAndroidアプリも展開していて、モバイルアプリエンジニアも活躍しています。
今回の発表では、iOSエンジニアが具体的にどの領域で活躍していたり、バーチャル空間内の体験を実現するUnityのアプリケーションとどのように共存しているかを紹介し、さらに開発の中でSwiftUIで苦戦したりUIKitと併用した部分のTipsについて紹介しています。
- SwiftUIのTabViewでインタラクティブなタブインジケーターを作る
- TabViewでページングさせつつ、スクロールと連動して動くインジケーターの実装方法を紹介
- SwiftUIでImageをピンチイン・ピンチアウト・ダブルタップでズームさせる
- 写真Appのような画像ビューアを実装。SwiftUIだけでは実現が難しい箇所もあったので、UIKitを併用した方法を紹介。
- SwiftUIでTruncated Text
- テキストの行数制限で末尾が「...」で表示されるが、「...More」のように任意の文字列でカスタマイズする方法を紹介。
Keynoteライブビューイング
LT発表の後は、AM2:00から始まるKeynoteをライブビューイングしました。Macの新製品やiOS 17, iPadOS 17, watchOS 10, macOS Sonomaなど数多くの発表がありましたが、なんと言っても最後の「One more thing」で発表されたApple Vision Proでした!LTでも「今年こそは」と言っていましたが、ようやく発表されて、オフライン会場は拍手が起こり、ライブビューイングならではの盛り上がりでした!
ちなみに、clusterはApple Vision Proに対応する予定なので、みなさん楽しみにしていてください!
これはユーザーのみなさんへの約束というか、決意表明みたいなものですけど、
— Naoto Kato ∞ 加藤直人 (@c_c_kato) 2023年6月9日
cluster は Apple の Vision Pro に間違いなく対応するんで、みなさん楽しみにしててください
てかここで対応しなかったら、なんのために「モバイル(iOS)対応」かつ「とにかく軽いこと」にこだわってきたのかと
おわりに
今回貴重な登壇の機会をくださり大変ありがとうございました!実は初めての登壇で緊張しましたが、メタバースプラットフォームにおけるiOS開発や実際に使えるTipsを紹介できて良かったです。
clusterはカンファレンスや勉強会のオンライン会場としても活用できますので、ぜひご利用ください!